WEB市長室
平成27年6月6日午後10時35分頃、国道12号線で飲酒運転の暴走した車に衝突され、何の罪もない両親と子ども2人が亡くなるなど、一家5人が死傷するという、私たち、砂川市民にとって決して忘れることのできない、あの悲惨な事故から10年が経ちました。
10年という月日が経過するのはとても早く、飲酒運転による、あの悲惨な事故の記憶を決して風化させてはいけない、そして、これからも私たち一人ひとりが「飲酒運転を撲滅する」という高い意識を強く持ち続けなければ、飲酒運転はなくなりません。
砂川市及び砂川市交通安全推進委員会としましては、「飲酒運転をしない、させない、許さない」を合言葉に、市民の皆様、そして関係機関及び団体、事業者の皆様と一体となって、街頭啓発活動や旗の波運動など、飲酒運転の撲滅に向けた取り組みを継続して行っております。
しかしながら、今もなお全国各地において飲酒運転事故が発生しており、尊い命が奪われ続けているのが現状です。飲酒運転は車を凶器に変え、多くの人の人生を狂わせる、悪質な犯罪行為です。
また、5月20日には砂川市内で2名が亡くなる死亡交通事故が発生したばかりです。
飲酒運転を完全に撲滅する道のりは遠いかもしれません。
しかし、皆様方の地道な運動が、飲酒運転の抑制や減少につながっていると確信しておりますので、今後とも、飲酒運転撲滅の運動にご理解ご協力を賜りますよう、切にお願い申し上げます。
令和7年6月6日 砂川市長 飯澤 明彦